令和五年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたことと、心からお慶び申し上げます。また、一日でも早く「コロナ後」の生活が確立され、人々のストレスが少しでも改善されることを切に願っております。
最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にすると思います。
一般的には「生まれたての赤ん坊を無条件で愛する親のように、自分の存在自体を認めること」といったところでしょうか。
職員の皆さんは職場では様々なストレスと向き合い、日々戦っていると思います。中でも対人ストレスというものが最も多いのではないでしょうか。
自己肯定の啓発本にこんな記述があります。
「人は変えられないが自分は今すぐに変えられる。変えるために必要なのはその人の決意のみである」
また、西郷隆盛は言います・・・・・・「人を相手にせず天を相手にせよ」
変えられない他人を見るのをやめ、天(目的、例えば利用者、園児等)を向いて生きていきなさい。
自分を慈しみ、誰かの役に立てる仕事(福祉)に集中する。その先には、必ずあなたを認めて感謝の意を表す人が待っています。
皆様方のご支援のおかげで、愛成会も無事に、創立121年目を迎えることができました。心より厚く感謝申し上げます。今後もご利用者様本位のサービス提供に努めるとともに、地域の福祉拠点として信頼される法人になれるように、一歩一歩着実に前進していきたいと考えております。
令和5年1月吉日
社会福祉法人愛成会
理事長 佐々木 哲